国崎の歳時記 | ||
---|---|---|
1月1日 | 元旦歳 | |
1月3日 | 八幡祭り 神祭~弓引き神事~ | 的には命中させない弓引き神事が行われます。その年の豊漁を占います。(海士潜女神社にて) |
1月7日 | 七草の日のお供え | 漁師町国崎で、フノリ、ヒジキ、ホンダワラ、ウミトラノオ、フクロノリ、ワカメの海藻を菜をたたいて神棚や浜にお供えします。 |
1月17日 | ノット正月(無形民俗文化財) | わらで作った船にわらの人形を乗せて、前の浜で燃やしてから海へ流し厄病や悪いものを退散させます。 |
2月24日 | 梼祭・祈年祭(大祭) | |
4月8日 | 花祭り(常福寺) | 御釈迦様の生誕を祝い、草花で飾った花御堂を作り、その中に灌仏桶を置き、甘茶を満たします。 |
7月1日 | 海士潜女神社例大祭 | 国崎の氏神さんでもある海士潜女神社では、例大祭に伊勢神宮より舞姫が来町し、神楽の奉納があります。 |
7月13日 | 天王祭 | |
11月23日 | 二船祭り | 2隻の船に青年男子が5人ずつ乗って船を漕ぐのを 競い合い、その勝敗によって豊漁を占います。 |
12月31日 | 年越し祭り |
1月3日 午後から海士潜女神社にて、行われる八幡祭。
的には命中させない弓引き神事や真魚箸(ボラ切り)など行われます。
その年の豊漁を占います
漁師町国崎で、フノリ、ヒジキ、ホンダワラ、ウミトラノオ、フクロノリ、ワカメの海藻を菜をたたいて神棚や浜にお供えします。
町内各戸で6日夜、1年の無病息災を祈って行われている「ナナクサタタキ」。一家の主が海から獲ってきた幾種類もの海藻を床の間に供え、青菜ととも「なずな七草 唐土の鳥が 日本の土地へ渡らぬさきに かきやかしてごちゃごちゃ」と唱えながら刻みます。
歳の神を海に流す伝統行事=鳥羽市国崎町で、正月の終わりの日とされる1月17日に、家内安全や海上安全、豊漁などを祈願して、正月の神をわら製の船に乗せて送り出す~各家から1人ずつ女性が 洗米、なます、酒、「ツメの札」、そしてわら一把を持ち寄って共同にわら船一艘を造り、歳徳丸の幟と御幣を立てて火を放って海に流します。女性たちを中心に、執り行われるという珍しい行事です。
◆2011(H23)年3月9日に国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に指定されました。
御釈迦様の生誕を祝い、草花で飾った花御堂を作り、その中に灌仏桶を置き、甘茶を満たします。
年7月1日には海士潜女神社の例大祭が開催されます。この日は伊勢神宮より舞姫が来町し、神楽奉納が行われます。
国崎(くざき)の伝統的なお祭り(元寇-1274年文永の役-の頃から始まったとされています)海女の祖を祭る 海士潜女神社(あまかずきめじんじゃ)の祭礼。 国崎の谷を挟んで、海間谷(かいまだに)地区と里谷地区に別れ、 2隻の船に青年男子が5人ずつ乗って船を漕ぐのを 競い合い、その勝敗によって豊漁を占います。 里谷が勝てばボラが、海間台が勝てば イワシが多く捕れると伝えられています。