秋冬(10月~4月)国崎の磯では『伊勢えび刺し網漁』が本番を迎えます。港ではエンジ色の網をさばく漁師や海女さん達に出会えます。
・伊勢志摩地方では、伊勢エビ漁は例年10月1日が解禁日。各漁協ことにそれぞれ休漁日、出漁日などは異なり、不平等にならないように、獲りすぎて資源を枯らさないように、細かい規制がもうけられています。
伊勢海老は夜行性で、昼の明るい時間帯は海底の岩場や岩の隙間に隠れてじっとしており、夜、暗くなってから活動をはじめます。前日、個々でエビ網を仕掛けに魚場へ。海底に網を仕掛け、一晩置き、そして翌早朝、仕掛けた網を回収しに出漁します。網には伊勢海老だけでなく、貝や魚なども掛かってきます。複雑に網に絡まった伊勢エビや魚介類も丁寧に外していきます。~伊勢海老は足が折れたり、髭が折れたりすると商品価値が下がってしまうため、細心の注意を払いながらさばいていきます~。この後、絡んだ網の修繕作業なども大変。次の漁に備えます!
三重で収穫される伊勢海老は三重ブランドとして認定を受けた厳選食材!(平成23年の三重県の伊勢えび漁獲量は、213tで全国シェア19.0%(全国第1位)を占めています。近年、千葉県と1,2位を競っています)
国崎漁港には、水揚げされた伊勢海老が集まります。生簀に集められた伊勢海老。サイズや重さ、傷のあるなしなどを見極め、丁寧に選別されていきます。
この後、地元卸問屋や業者さんのセリの後、地元飲食店、旅館、ホテル、土産物屋さんをはじめ各地にも出荷されていきます。
水揚げされた伊勢海老
国崎漁港の生簀に集められます
生簀は伊勢海老いっぱいに!
水揚げされた伊勢海老
伊勢海老はサイズや重さで仕分けされます。
丁寧にサイズが仕分けされます!
活きの良い伊勢海老!