三重鳥羽/伊勢神宮献上、熨斗あわびの里 国崎町内会

初夏から夏の風物詩!『国崎あらめ』あらめ漁 ≫≫≫≫国崎の『食』へ戻る

国崎に夏を告げる『あらめ漁』。梅雨が明ける7月初旬ごろに刈り取ります。水揚げされた『あらめ』は手作業で天日干し!

◇国崎の『鮑』を育てる国崎の『あらめ』

・あまりなじみのない『あらめ』。海藻の一種。~見た目はワカメに似ているのですが、『あらめ』の名は、ワカメにたいして肉が厚く荒い感じがするところからつけられました~
この地方では、佃煮や煮物や和え物などとして人気の食材ですが、特に国崎のあらめは、「国崎のあわび」をはじめ、サザエやウニなどの磯根資源の餌として。また魚介類の産卵、稚魚の成育場としても重要な役割を果たしています。美味しいあらめがが育つ海域には美味しい魚介類が育ちます!

◇伊勢神宮へ献上される『国崎のあらめ』

この地方でのあらめの食文化は古く、特に『国崎のあらめ』は古来より供え物として伊勢神宮に献上されています。今でも続いています。

海女さんや漁師たちの手作業で刈り取り!

小さな漁船で刈り取って運びます。

国崎漁港に水揚げされます。

◇全国の生産量のほとんどが三重県産です。

 三重県が全国の『あらめ』の生産量のほとんどを占めています。主に7月から8月の夏に、海女さんや漁師達の手作業により収穫されます。ジリジリとした日差しの中、港や駐車場、道路にところせましと干されるあらめ。この季節ならではの風物詩です。真夏の炎天下・・・手作業で行われるかなりの重労働!褐色で硬い採れたてのあらめ。手や作業服を褐色に染め上げます。(色が付くほど新鮮で良質のあらめだそうです)
あらめはこのままだと、硬くて渋みがあって食べられません。海水にあらめをつけて渋を抜き、茹でてから乾燥させて保存します。食べるときは水でもどし、味噌汁に入れたり、つくだ煮にしたり・・・調理していきます。
  PS:あらめは栄養価も豊富!カルシウム、β-カロテン、植物繊維、たんぱく質 ミネラルを豊富に含みます。

褐色の生のあらめ。手や服も褐色に染まります

それぞれの漁船から水揚げされます

海から採れたばかりのあらめは非常に硬いです

炎天下!手作業で干して行きます。

港周辺の駐車場や道路をあらめが占拠?

夏の太陽が美味しいあらめに仕上げます

ジリジリとした天日に干れた『あらめ』

真っ黒に干しあがります。

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